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ChatGPTに聞いてみた 中国越境ビジネス進出最適ビジネスモデル解説 ①


2023/06/06

REPORT

いつもレポートをお読みいただきありがとうございます。

今、流行りのChat GPTに以下のような質問をしてみました。

「中国越境ECにノーリスクで参画する方法を簡潔に教えてください」

返ってきた回答がこちらです。

「中国越境ECに参加する方法にはいくつかの方法がありますが、ノーリスクで参加する方法はありません。」

さらに回答は続いて、以下の4つの一般的な方法を解説し始めました。

  • 天猫国際やJDなどのお手オンラインプラットフォームに出店する。ただし、出店費用、販促費用、手数料などがかかるためにノーリスクではない
  • 中国のパートナー企業と提携する。ただし、パートナー企業が信頼できる会社かどうかは保証できないために、ノーリスクではない
  • 中国の拼多多など、新興のプラットフォームに出店する。低単価商品が売れるので小規模事業者にとって有利。ただし、新興プラットフォームは安定しないためにノーリスクではない
  • WeChatを使って中国の消費者と直接取引をする。ただし、物流面を自前で構築する必要がありノーリスクではない

3つ目の新興プラットフォームはあきらかに間違った認識ですが、あとの3つは概ねChat GPTは適格に要点を押さえたと感じます。それでは、Chat GPTが紹介した4つのビジネスモデルについて中国むけ越境ECの実態について解説を深めていきます。

  • 大手オンラインプラットフォームへの出店

 越境ECの基本中の基本といえるビジネスモデルです。特に最大手のアリババグループの天猫国際は日本に専門チームがいて、出店サポートや物流のサポートをきめ細かくやってくれます。船井総研ロジでもこの基本戦略から越境ビジネスを開始し、越境オンラインプラットフォームを横に拡大するか、中国に現地法人や総代理店を構えて国内ECに展開する戦略をサポートしています。

【当ビジネスモデルのリスクと対策】

 世界中のブランドが集まる巨大モールなので、競争が激しく、プラットフォームの先にいるユーザーが8億人規模ということで広告費が高騰していることにつきます。当リスクに対応するために、単純な露出型の広告ではなく、自社ブランドと共感いただけるインフルエンサー(KOCやKOL)と契約し、高頻度でライブコマースを仕掛けていくことが求められます。それでも販売力のあるインフルエンサーを活用するには高コスト体質になりますので、初年度の戦略赤字の額を予算化して、2年目で単月黒字の計画を策定し、3年以内に損益分岐点を超える計画を策定するようにしています。

2つ目以降のビジネスモデルの解説は次回のレポートで詳しく解説します。

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