皆様こんにちは。GWはいかがお過ごしでしたか。

中国では4月29日から一足先に連休が始まりました。

今回はDouyin（TikTok中国版）における、4月29日～5月6日までの日本のフェイスマスク売り上（KW：日本　面膜）を解説してまいります。

以下、日本のフェイスマスク売り上げランキング上位20位です。

Amazonや楽天で販売されておらず、日本のマーケットに出回っていないものは正規の商品ではないとカウントしました。

残念ながら日本の正規ブランドは14位からの登場となりました。

日本をキーワードで検索したため、日本のブランドのみならず、表題に日本もしくはMade in Japan記載がある中国独自のブランドも検索に引っ掛かりました。

特に、人気があるUZUは、パッケージを見ても分かる通り、

日本には存在しないブランドだと推測されます。

しかしながら、20位中6回もランクインしており、人気の高さがうかがえます。

某商品は相場約500元（1万円）と高価なものですが、中国では日本の商品と認識されており、PV数、購入率ともに高いです。

また、日本の正規ブランドであっても、偽物が出回るリスクは高く、メーカー側も注意喚起等情報発信が必要になります。

出典：iapetus公式HP

化粧水や美容液等では既に有名な日本ブランドがありますが、フェイスパック市場にはそういったブランドがないため、非正規品が台頭していると考えられます。

しかしながらその分参入障壁が低いため、まだ中国越境ECに挑戦していない企業様にとってはメリットが大きいとも言えます。

ランキングでは高価格の商品が上位を占めています。

このことからも分かる通り、中国の消費者にとっては「価格より品質」という構造が成り立っているのではないでしょうか。

非正規の日本ブランドが支持を得ているこの状況からも、

商品検証を行い、戦略的に進出すれば、正規の日本ブランドが成功する確率は高いと言えるでしょう。

いかがでしたでしょうか。

中国では、日本製＝高価格、高品質、安全と認識されてるように感じます。

日本では最近気軽、お手軽なパックが流行っていますが、中国のトレンドとの違いに気づかれた方も多いのではないでしょうか。

船井総研ロジでは中国越境ECに挑戦したい方へ向けて、EC最新時流をつかむための情報を更新してまいります。

ぜひ挑戦してみたい、興味があるという方はお気軽にお問い合わせください。

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